U4ネイチャーキッズ:海の活動最終日

2014-08-05

今日は、海の活動最終日になります。
朝の散歩、朝食後は、魚類観察できるタイドプールを求めて、まずは土方へ。波がかなり入っていて、うんぱぱのチェックのあと無理という判断になりました。長太郎池は、すでに無理ということでしたので、そのまま初日に入った大久保浜へ向かいました。すでにみんなは海の達人になっていますので、少々のうねりも気にせず魚類観察ができています。
今日の大久保浜は、ダイビングポイントまで移動していきますので、かなり泳がなくてはなりません。そこまで行くと、キンギョハナダイやニザダイなどの群れや、珍しい魚たちが観察できました。大きなハマフエフキも見れたとか。
昼食後、本日で帰るリーダー、かなちゃんをみんなで見送りました。
みんなからは、「かなちゃん、ありがとう!」
「みんなと三宅島の海で魚を観察したり、遊んだりできて本当に楽しかったです。」と、かなちゃんはあいさつして三宅島を後にしました。
午後は、釜の尻海岸で泳ぎました。ここでは、みんなカンラン石を拾っていました。宝石と聞くと・・・夢中に拾っていたのですが、これを拾って売るつもりなのでしょうか。
この釜の尻で海の活動を終わり、島の噴火後地の見学へ出ました。新澪池、学校下(昭和58年の噴火後)を歩きました。島は約20年に一度噴火を繰り返していたこともあり、災害には強くなっていましたので、400世帯溶岩流に飲み込まれたこの噴火の時も、人災はありませんでした。
夕食は、から揚げ、肉じゃが、味噌汁、スイカとサラダ。盛りだくさんメニューにみんなお腹がいっぱいです。夜は、なっちゃんを講師に、島の噴火、自然、文化の話を聞きました。
今は、夜の星空を観察するため、ヘリポートに出かけました。
盛りだくさんの三宅島サマースクールも、明日を残すのみ。
台風11号が日本列島に上陸する前に、三宅島から脱出できそうです。
本日のフィッシュリスト作り(御蔵島を除く)では、65種類の魚類を特定しました。長太郎池や土方に入れていない今回のスクールで、これだけの魚が観察できたことは素晴らしいことです。
下記がそのリストになります。
ウツボ、ソラスズメダイ、ウミスズメ、ボラ、カゴカキダイ、イシガキダイ、クマノミ、チョウチョウウオ、カワハギ、ツノダシ、イズヒエエイ、ミギマキ、キンギョハナダイ、オヤビッチャ、ニジギンポ、キタマクラ、ハリセンボン、クロサギ、ギンガメアジ、クロホシスズメダイ、ニシキベラ、トラウツボ、ニザダイ、クロハギ、クロメジナ、イスズミ、ゴンズイ、ゴイシウミヘビ、イシヨウジ、クサフグ、カレイSp、カンパチ、ギンガメアジ、クロヒラアジ、シマアジ、アカエソ、シロギス、カエルウオ、モンツキハギ、マダイ、ナガサキスズメダイ、クロユリハゼ、フエダイ、アカヒメジ、キビナゴ(以上、伊ケ谷)
イシガキフグ、ハコフグ、ハナミノカサゴ、ホンソメワケベラ、ハマフエフキ、マツバスズメダイ、アカハタ、ブチススキベラ(Yg)、カサゴ、ホウライヒメジ、セダカスズメダイ、ホンベラ、ブダイ、カミナリベラ、シラコダイ、ヒラマサ、シマハギ、ワカウツボ、ホシゴンベ、イラ(以上、大久保浜)