子ども研究者たちが勢揃い。森戸川に集った海っ子たち

2014-11-01

オーシャンファミリーでは、子供たちを海や森に連れ出す「マリンキッズ」というプログラムを初めて12年目。夏はシュノーケルやカヌーで遊び、秋冬は海へと水を伝える「川」をテーマに活動を展開しています。私たちが大切にしていることは、自然のなかで子どもたちが沢山遊べる機会や場所を作ること。東京から電車で1時間でこれる葉山は森と海に囲まれた静かな街。ここには子どもたちの遊び場が沢山あるのです!

 今日は「マリンキッズ」に参加している子どもたちと一緒に、森戸川の渓流へ、川の生きものを探しに出かけました。今日行った森は、神奈川県とは思えないほどの美しい場所! 今日は森全体に霧がかかり、全てがしっとりとしています。スタッフは手際よくタープ(屋根)を設営し、子どもたちを迎えます。子どもたちの到着と同時に、雨が〜。みんな手際よくカッパを羽織って川の生きものを捕まえに!手網やペットボトルの仕掛けを使って、あっという間に15種類もの生きものを採集!
「ヤゴ捕まえた!」「川虫さがすの楽しい!」「カニがいたよ!」
 晴れていればその場で生きものを観察したいところですが、残念ながらザンザン降りに〜 (> <
と、いうことでセミナーハウスに生き物を連れて帰って観察しながらスケッチ!
「しっぽの付け根が違うのを発見したよ!」
「ハゼの目は上、アブラハヤの目は横、魚の目の位置が違うのを発見!」
子どもたちは生きものをじっくり見ながら沢山の発見をして、詳細なスケッチを描いていきます。小学生なのにみんな絵がうまい〜!
「川で遊べたのが一番楽しかった!」「みんなで見つけたのが楽しいね!」と感想を教えてくれました。
海へと水をつなぐ大切な川。その川が元気でないと海の生きものたちの元気もなくなってしまいます。今日は沢山の生きものたちと戯れたことで川が元気なことが、体験を通して子供たちに伝わったようです。また来年の夏、子どもたちと一緒に海に遊びにいける日が楽しみです!

(あーきー)