葉山海洋スポーツ塾第2回 ビーチを走れ走れ!

2010-04-18

今回もお天気に恵まれ、活発にたくさん体を動かすことができました。
心地よい陽射しの下、とても気持ちのよい汗をかくことができたのではないでしょうか。
また、一色監視所の階段に座って、海洋スポーツ塾らしく(?)、ちょっとお勉強も。体も頭も使って充実した活動になったことと思います。

今回のプログラムは、ビーチクリーンに始まって、「ライフセービング入門」レクチャー、ビーチジョグ、ビーチトレーニング、チーム対抗ビーチスプリント&ビーチフラッグス、7分間走チャレンジなど盛りだくさんでした。

小学3年生から中学3年生が参加しましたが、自分のレベルに合った取り組みができるので、みんな同じように楽しく、同じようにハードで、そして同じように汗をかくことができたのではないでしょうか。

新メンバーの小学3年生からのお母様からのコメント。
「本人はかなり疲れているけれど、『楽しかった』と言っていました。」とのこと。

小学3年生にはちょっとハードだったかもしれませんが、みんな最後まであきらめずに一生懸命に取り組む姿が印象的でした。がんばりましたね!

チーム対抗ビーチスプリントとビーチフラッグスでは大いに盛り上がりました。
チーム陸、チームBダッシュ、チームノーマルウォーターの3チーム(6人/チーム)が接戦を繰り広げ、勝ったり負けたりの互角の勝負。
チームの仲間と協力し合い励まし合い、チーム一丸となって競いました。
勝っても楽しい、負けても悔しいけど楽しい、そんなチーム対抗戦でした。

最後のプログラムは7分間走チャレンジ。
砂浜に三角形のコースを作って、7分間で何周回できるかを記録するものですが、浜を横に走る平らなところ、浜から海へ下りて行く下り、そして海から浜を駆け上がる上りもあって、しかも砂の上を走るとなるとみんなもうタイヘン。
小学生も中学生も大人も激しく息を上げ、たくさん汗をかきました。
でも、大切なことは「マイペース」。
持久走の基本です。「マイペース」とは、どれだけのペースで走れば、途中でへばることなく最後まで走りきることができるかということ。
これにはどれだけできて、どれだけ以上はできないといった自分自身のことをよく知らなければなりません。
自分自身の「マイペース」を知ることこそが持久走の目的です。
「マイペース」を知っていれば、持っている力を存分に発揮することができ、一方で無茶をセーブすることができます。
そして、これが「自分の身は自分で守る」というセルフレスキューの考え方につながっていくのですね。

今後も仲間との協力・コミュニケーションをテーマに、海洋スポーツ塾の特徴をより鮮明に発信していきたいと考えています。
そして、みんなで励まし合って、お互いを思いやって助け合って、体も頭も使って充実した活動を行っていきたいと思います。(ちなみに、今回のHコーチは笛を吹いているだけで何も体を動かしていませんでした…。でもプログラムの後、2時間走りましたよ)。

次回は次回は5月2日(日)午前10時からです。
今回同様「ビーチプログラム」になります。
「ライフセービング入門」では、次回は「海の知識」を学びます。
「ビーチトレーニング」では、今回できなかった「ビーチ駅伝」にもチャレンジしたいと思います。
次回も最後まであきらめずにいっしょにがんばろう!

葉山海洋スポーツ塾
コーチ彦井浩孝
葉山ライフセービングクラブ一同