「みんな最後まであきらめなかった!ジュニア・ライフセービング競技会 2010in 片瀬東浜」

2010-08-22

先週の日曜日(22日)、片瀬東浜にて「ジュニア・ライフセービング競技会」が開催され、全国から総勢200名の小学3年生から中学生のジュニア・ライフセーバーが集まりました。葉山海洋スポーツ塾からも15名が出場。それぞれがビーチフラッグス、ランスイムラン、ニッパーボード、スイムリレーの各種目でがんばりました。
8月後半のまだまだ厳しい日差しの中、みんな焼け付く砂の上を全力で走り、輝くうねりと風の入る海を懸命に泳いで漕ぎ、力いっぱい仲間を応援しました。そして、誰もが最後まであきらめずにやりとおすことができた素晴らしい大会でした。本当によくやったと思います。

全盲のAさんもビーチフラッグスでフラッグを1本勝ち取りました。泳ぎに不安のあったR君も、風が強くなり始め波も高くなってきた午後のスイムリレーで泳ぎきりました。ランスイムランではスタートを間違えて中学生の部で走ってしまった小学生のT君は、負けずにまた小学生の部でも走り通しました。ニッパーボードレースでがんばったT君はもう少しで決勝進出のところでした。Hさん、Y君、K君は全種目に出場、他のみんなもガッツを見せました。
みんな本当によくがんばりました。コーチらはただみんなのがんばりに感動するばかり。
海のコンディションが厳しくなってきたスイムリレーでは小学生の部と中学生の部にそれぞれ3人が出場。周回遅れになってしまい、他のすべての選手が泳ぎ終わった後でもあきらめず、一人で海に立ち向かい、ひるまず海の中に飛び込み果敢に泳ぎました。あの後姿が今でも目に焼きついています。
きっと最後まで応援していたみんなの心、ご両親の心、そして多くの人の心を揺さぶる素晴らしい感激を与えてくれたのだと思います。
「あきらめないこと。」 みんながこれを実行してくれて嬉しく思います。感動をありがとう!