5月のマリンキッズ:磯の生きものとふれあおう!

2011-05-14

5月14日(土) ☀ 晴れました!気持ちのいい五月晴れ! 今回は磯の生きものとの出会いですが、歩く道々たくさんの海浜植物が花を咲かせていました。ハナヒルガオ、コマツヨイグサ、ハマダイコン、ハマエンドウ、ミヤコグサなどが観察できました。ハマダイコンは実を付けているものもありました。 磯に到着すると、早速生きものの発見です。まずは海から一番遠いところにいる生きものを見つけましょう。アラレタマキビは水が苦手な貝です。満潮でも海水がかからないところに暮らしています。次は波しぶきがかかるところに暮らす生きものです。イワフジツボやヤッコカンザシゴカイはちっちゃくて岩と同じ色をしているのでわかりにくいですが、岩前面に広がっているのでよく見てみましょう。 ヒザラガイは夜になると活動するので昼間は岩にはりついています。化石みたいに見えますね。カラマツガイは黄色の小さなドーナツのような卵を産卵中です。生きものの名前がついたカメノテ、ウノアシガイもたくさん見つけることができました。 場所を移してタイドプール(潮だまり)の観察も行いました。カムフラージュをした2種類、イソクズガニとヨロイイソギンチャクを見つけました。タツナミガイの子どもも岩と同じに見えますが薄い青緑色をしています。アゴハゼの子どもはたくさん見つけることができました。小さな岩に乗っかっていたり、水中をスイスイ泳いでいたりしました。アオウミウシも見つけることができました。岩の隙間にぴったりと張り付いて隠れていました。 他にも書ききれないくらいにたくさんの生きものを見つけることができました。みんなしっかりと観ることができたので午後からは見つけた生きもののスケッチをしました。潮が満ち始めていたので限られた時間でしたが、たくさんの生きものたちを観察することができました。 来月はシーカヤックとサバニ体験です。お楽しみに! 当日の活動写真はこちらに掲載しております。