12月の海研:自然観察におけるリーディング~漂着物~

2011-12-03

12月3日(土)

自然体験活動指導者養成講座in葉山(第3回)
今月は自然観察の漂着物編です。

CPRとAEDの実習も行いました。

風や波によって海が荒れるとたくさんの漂着物が海岸に現れます。
ほとんどが海の中に沈んでいたものや海面に浮かんでいたものです。
しかし、よく観察すると、その漂着物のもとの姿はすべてが海のものとは限りません。

貝殻やカニの甲羅、ウニの殻などは海から運ばれました。海藻も同じです。
ビーチグラスや瀬戸物のかけら、タイルなどは人が作ったものですが、削れて丸みをおびたりします。
流木は山から来たものか、人が加工した木製品だったのかはよく見ないとわかりません。
木の実や葉っぱは森で育っていたものですが、川に流され海にたどり着きました。
人が作った化学製品もとても多いです。
小さなものはビニールのかけらやプラスチックの粒、、大きなものは漁業の網やタイヤまであります。

海辺の清掃活動や、保全活動によって海岸に漂着するものを観察する機会もありますが、気になったものを拾い集めて収集することも楽しいプログラムの一つです。
それはビーチコーミングと呼ばれています。
今回は大浜海岸と、一色海岸でビーチコーミングをしました。
また、「表現法」の体験として漂着物を使った「海顔」を作りました。
拾い集めた漂着物はセミナーハウスで「なぎさのお弁当」を作りました。

それぞれに個性あふれる顔とお弁当が完成しました。
「評価法」として個々の作品の良い点を見つけることに取り組みました。

 

CPRとAEDの実習ではガイドライン2010に沿って行いました。
ポイントは以下の通りです。
(1)訓練を受けていない救助者は119番通報を行い通信指令員の指示を仰ぐべきです(通信指令員は電話での胸骨圧迫のみを指示します)
(2)反応なし、呼吸なし、あるいは死戦期呼吸のある傷病者に対し、ただちにCPR を開始すべきです
(3)心停止と判断した場合、胸骨圧迫からCPRを開始しましょう
(4)すべての救助者は、訓練の有無にかかわらず、心停止の傷病者に対し胸骨圧迫を実施すべきです
(5)質の高い胸骨圧迫を行うことがさらに強調されました

    (1)少なくとも5cm以上の深さで圧迫しましょう
    (2)少なくとも100回/分のテンポ で圧迫しましょう
    (3)圧迫解除時には完全に胸郭を元に戻しましょう
    (4)圧迫の中断は最小にしましょう
(6)訓練を受けた救助者は、胸骨圧迫と人工呼吸を30:2で実施しましょう

バイスタンダーとしてしかるべき役割を担えるようにしましょう。