「葉山海洋スポーツ塾 基礎トレーニング・水泳①、②」

2012-02-19

「2月5日から始まった水泳(プール)は、19日に2回目を終えました。

夏に一度、雨天のとき室内プールの活動を行いましたが、その頃に比べて塾生の泳力は確実に伸びていました。泳ぎのフォームがまだ完成されていない塾生も、「何が何でも泳ぎ切る」といったがんばりがすごいなと思いました。HAYAMANで足の着かない海で泳いだ経験が、このようにがんばれる力になっているのかと思います。

今年度の活動も残すところあと3回(修了式を入れると4回)。この1年を通して、塾生の心の中には、最後まであきらめない精神が、しっかりと浸透してきたと感じます。

プール活動は次回が最後になりますが、海洋スポーツ塾塾生にとっての最終目標はオーシャンスイムです。海で泳ぐことの難しさは、海のコンディションが一様ではないことです。

どんな海況でも(台風などの大荒れのときに泳ぐには事故のもと)、安定して長く泳げる力をつけることが一番大切なことです。

海で泳力をつけるためには、まずは、直接海で泳ぐことです。

余談ですが、震災のとき、気仙沼市唐桑半島・NPO法人森は海の恋人の畠山信氏は、津波に備えて船を沖に移動させようと思い船出したものの、あまりにも巨大な津波にバランスを崩し転覆、海に放り出され濁流の海を泳いだそうです。命があったのは、漁師として毎日毎日、海から体験的に多くの知恵を学んだ結果であったと・・・

人が生きていくには、体験からしか学べないことがたくさんあるのだと思います。

※プール活動は、写真撮影禁止のため、写真掲載がないことをご了承ください。