タケノコが美味しかった!もりのファミリー教室

2014-04-12

もりのファミリー教室が始まりました。

「森の豊かさが、豊かな海を育む」。海辺の自然体験をする上で、森について知ることも大切なことです。そんな思いで始まったこの教室。5組のファミリーからスタートしました。

初回の活動内容は、「タケノコ堀りと竹食器づくり、タケノコ料理を楽しもう!」です。

まずは、上山口の農家の竹林でタケノコ掘りをしました。「タケノコ目」になってタケノコ探しからスタート。最初は、足元に芽が出ているのも気づかずに「どこ?どこ?」と探し回っていましたが、実は足元にポコポコと芽が出ていました。次に、見つけたタケノコを掘るコツを教えていただきました。「周りを掘って根を切る」力任せに掘ってもなかなか思うようにはいかないことが分かりました。タケノコと格闘すること約30分、やっと掘る手つきも良くなって、それぞれのファミリーが3個以上確保したところで帰りの時間になりました。

お礼を言って、今日の活動場所になる「めぐりの森」へ移動。

参加家族5組。家族単位で釜戸のセッティングをし、火を起こし、竹飯盒開始。ご飯が炊ける間、竹食器(味噌汁のお椀、箸、ご飯のヘラなど)を作りました。事務局で味噌汁(タケノコと葉山ワカメ)を作り、先ほど掘ってきたタケノコを釜戸で焼きました。

竹飯盒で作ったご飯とみそ汁、そして、焼きタケノコの美味しいこと。みんなでモリモリ食べて大満足。

午後は、森の散策。樹齢350年のタブの木に出会い、その神々しさを感じながら、子どもたちは木登りを楽しんでいました。

森で1日中、楽しく過ごしました。

次回は「春の自然観察と野草を食べよう」です。何が食べられる野草なのか、その学びも楽しみにしていてください。