【指導者研修】漂着物観察と貝殻標本作り

2020-12-11

12月5日(土)の指導者研修は、今月のマリンキッズのテーマ「漂着物観察と貝調べ、貝殻標本を作ろう」になります。初めて参加してくれた大学生も含め、有意義な学びができました。

スタートは、自己紹介。オーシャンファミリーとの関わりも含めて自分を伝えてもらいました。フィールドに出る前には、みんなで天候や潮周りを調べ、実際にフィールドに出た際、風や波の強さや冷たさなどを自分の体で確認します。葉山公園では、「今、大きな地震が発生し、津波警報が出たら・・・」を想定し、避難の確認を行いました。

大浜海岸から下山川河口、小磯と下山川の間の海岸、一色海岸への移動し、漂着物を観察しました。また、一色海岸では、今話題になっている「海洋プラスチックゴミ」について、特にこのエリアには、マイクロプラウチックが多いことを知りました。午後の活動である「貝類調べ」と「貝殻標本作り」のための貝殻を拾い、セミナーハウスに戻りました。

世界的な環境問題「海洋プラスチックゴミ」について、簡単にレクチャーをし、昼食をはさんで午後の活動に入りました。

貝類のレクチャー担当は、今年度のCSOラーニング生の佐久間君。専門的な話も加えて、良い学びができました。皆さん、貝類の種の特定が難しく、標本を作成しながら真剣に調べていました。それでも、自分なりに調べることで理解も得られます。子ども達の活動の場においては、名前を教えることではなく、自分の気に入った貝の特徴をしっかり観察すること、それを導くことが大切になります。当日、子ども達と一緒に楽しく調べができると良いと思います。

今年は、ホシフグの打ち上がりが多く、何故なのか、どこからきたのか考えさせられます。

里分け(海から来た動物、海から来た植物、陸から来た自然物、人工物)に分けて観察しました。同時に、海岸清掃もおこないました。今回も、B&G財団「海ゴミゼロフェスティバル」の活動の一環としても行いまいtとしても行いました。

佐久間君のレクチャー