「春はまだ?!葉山の里山を走る!」

2011-03-06

3月6日(日)の葉山海洋スポーツ塾は「トレイルラン」の第4回目でした。そして、今年度の活動の最終回でした。

セミナーハウスを出発して一色住宅を抜けローゼン横の激坂を登り、裏山から観音塚を越えて仙元山コースに入りました。途中、草がおおい茂っていたり倒木があったりと、フィールドアスレチック並みの面白さのあるコースでした。

まだまだ春の兆しはそれほど見られなかったものの、陽だまりの陽気さにはフーッと肩の力が抜ける温かい春の予感がありました。

葉山の里山には150種類ぐらいの樹木や500種類以上の草があるそうです(「森戸川村」清水村長のお話)。また、道が狭いため、行きかう人同士で譲り合いのきもちが大切です。そして、マナーとして、道でないところを通らない、木の根は踏まない、ゴミを落とさない/拾うといったことが守られなければなりません。塾生のみんなはできたかな?コーチたちも忘れないようにしなければいけませんね!

さて、この日から5日後には未曾有の大震災が東北や北関東に起こり、日本中が大きな被害や衝撃を受けました。すでに3週間近く、時が過ぎようとしていますが、いまだ復旧の目処さえたっていない多くの地域や場所があり、そこで生活する人々は大きな困難に直面しています。私たちの友人や家族も多くが被災し、心の大きな傷を負っています。

私たちにできることは限られているかもしれませんが、しかし、けっして頭から自分自身に限界を作るのではなく、そして、けっしてあきらめることなく、目の前で起こることに全力で取り組む姿勢が必要です。

葉山海洋スポーツ塾では、今後もいっそうみんなでチャレンジしながら取り組んでいきたいと思います。そして、それが心をつなげ、人の輪をつくり、「思いやり」や「人の力」を育むと考えるからです。命の尊さと生きることへの感謝の気持ちを胸にこれからも活動を続けます。

新年度は4月17日(日)からスタートです。葉山の海や山や自然がみんなを待っている!!!